ジャグラは一般社団法人日本グラフィックサービス工業会としてスタートします

一般社団法人日本グラフィックサービス工業会
会長 吉岡 新

yoshioka.jpg ジャグラは公益法人改革により一般社団法人に移行することにしておりましたが、平成26年4月1日、正式に一般社団法人日本グラフィックサービス工業会としてスタートしました。


制度改革の目的は、行政委託型公益法人と称する公益法人を含めて抜本的に見直すために、これまでの財団法人・社団法人などの民間の非営利部門を、日本の社会経済システムの中で、その活動の健全な発展を促進させるためのものとされています。
この公益法人改革(「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律」(法人整備法)、「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律」(法人法)、「公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律」(公益認定法))は、平成20年11月に施行され、ジャグラは平成25年11月までに、公益社団法人または一般社団法人に移行するか、または解散をすることを求められていました。ジャグラでは公益法人改革委員会を設置し、早い段階で一般社団法人への移行を検討してきており、平成25年3月28日に一般社団法人への移行申請をし、平成26年4月1日に一般社団法人日本グラフィックサービス工業会として登記したものです。
ジャグラは一般社団法人となりましたが、法定項目、新たな定款の規定事項以外は、基本的には先人の知恵に基づいた運営をしていくこととします。
また、これまでジャグラが推進してきた事業はすべて公益事業だと思ってきましたが、今回の公益認定では、法定23事業の壁が厚く、1.個人情報保護、2.DTP&Webスクール、3.ジャグラBB…の三事業のみの認定となりました。ジャグラとしては、「経営」「教育・技術」「環境」「次世代対策」「BCP対応」などを含むその他の事業を、これまで以上に会員のために役に立つ事業として推進して参りたいと思います。
また、ジャグラの財政改革につきましては、役員・会員の皆さまのご理解のもと、一定の目途が立ちましたが、引き続き、収益事業の拡大を目指していきます。公益事業を行う場合は、収益事業の利益の一部を公益事業の推進に利用することができますので、一層、会員の皆さまにお役に立てるものになるよう精いっぱい務めて参ります。
ジャグラは来年、平成27年の東京大会で60周年を迎えますが、”変わるジャグラ、変わらないジャグラ”を目指して、新たにスタートします。ともに歩みましょう。